週末5分間 英語クラブ byコツログ

世界のサッカーニュースを英語で学ぶブログです。毎週末更新します。たった5分間ですが内容の濃い英語学習にしましょう。

TOEIC800点を目指す編集者が厳選した英単語教材がこちら

英語学習を10年ぶりに再開

最近、英語学習を10年ぶりに再開した。

10年前に転職活動用に、TOEICを受けた際には755点だった。

300点からスタートし、数年かけてコツコツ学習した結果としての得点だった。

これが多少は自分の履歴書の価値を上げるのに貢献し、転職が決まったのだが、その後は本業の仕事の情報収集に時間を使うようになり、英語学習はほぼ止めてしまっていた。

それでもHuluの海外ドラマは娯楽として毎晩視聴していたので、リスニングの維持はそこそこできていたと思うが、最近になって久々に単語やら文法やらを復習しはじめ、TOEICの対策も再開したのだ。

1年以内にTOEICテスト800点突破が目標

当面の目標は1年以内に800点突破。

ブランクもあるし、あまり高い目標立てると息切れしてしまうので、今の自分にとってはちょうど良い目標である。

最近は、どうやって学習したら効率が良いのかを、TOEIC上級者(900点以上)のYouTubeやブログを見ながら日々研究しているのだが、実はこうした学習ハックを探っている時が自分は一番楽しい。

学生時代から、合格体験記を読むのが趣味だったし。

(今でもドラゴン桜は新刊が出るごとに購入している)

 

ドラゴン桜2(1) (コルク)

ドラゴン桜2(1) (コルク)

  • 作者:三田紀房
  • 発売日: 2018/03/23
  • メディア: Kindle版
 

 

ちなみに中学受験のハック用マンガと言えば『二月の勝者』ですね。

ドラゴン桜とはテイストも異なるけど、中学受験の親にはよく読まれていて、人気作品である。

 

二月の勝者 -絶対合格の教室- コミック 1-9巻セット

二月の勝者 -絶対合格の教室- コミック 1-9巻セット

  • 作者:高瀬志帆
  • 発売日: 2020/08/07
  • メディア: コミック
 

 

TOEICの効果的な学習法とは

話がそれてしまったが、英語学習の上級者たちの意見を総合すると、効果的な学習は以下。

・参考書、教材はたくさん買い揃えるのではなく、良書をやり込む
・英単語は非常に大事。常にボキャブラリーを増やしていく
・TOEIC 公式問題集は絶対に外せない
・文法は中学、高校の範囲を理解できていればOK

さらに端的に言えば、「英単語教材とTOEIC 公式問題集の2つ」をやり込めば良い、ということになる。

そして、800点以上を狙っている状態の私は英単語教材として、以下2冊を選んだ。

まずは大受験の定番でもある『DUO 3.0』でウォーミングアップ。

 

DUO 3.0

DUO 3.0

  • 作者:鈴木陽一
  • 発売日: 2018/11/29
  • メディア: Kindle版
 

 
『DUO 3.0』は560本の英文に現代英語の重要単語1600語と重要熟語1000語が重複なしで含まれており、超効率的な単語学習が可能だ。


各英文は研ぎ澄まされた構成となっており、関連語の情報、語源の説明など、学習しながらも同じ出版業界の編集者として、細かい工夫の積み重ねを感じ、感服する。

おそらく著者の鈴木陽一さんという方は、徹底的に完璧を求める人なのだろう。こういう人は編集者としては(いろいろ注文がうるさいので)やっかいだが、いち読者としては信頼でき、ありがたい存在だ。

まずはこの『DUO 3.0』を1~2カ月の期間で2~3週トレーニングする。

ちなみにリスニング用のCDは別売りなので注意。『復習用』と『基礎用』があり、基礎用は文章の日本語訳や英単語一つ一つに分解もされる。

 

DUO 3.0 / CD復習用

DUO 3.0 / CD復習用

 
DUO 3.0 / CD基礎用

DUO 3.0 / CD基礎用

 

 

 そして次に紹介するのがTOEIC学習者にはお馴染みの特急シリーズの『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のセンテンス』。

 

 

『DUO 3.0』ではカバーしきれない、よりTOEICに特化した英単語教材だ。

TEX加藤さんという著者が毎回TOEIC TESTを継続受験(なんと100回以上)し、TOEICに頻出する用語だけで、英文を構成した力作である。

こういうオタク体質の人も信頼に値する。著者の情熱は、読者の点数アップに跳ね返ってくる。

私も資格書の制作・編集に携わっていたことがあるが、著者がその試験を知りつくているのか、それでもないのか、で全く出来が違ってくるのだ。

本書は『DUO 3.0』同様に英文でまとめて、単語や熟語を習得できる仕組みになっている。

さすがに『DUO 3.0』ほどの完成度ではないものの、TOEICに特化したビジネスよりの英単語を効率よく覚えることができる。
『DUO 3.0』にない単語もそれなりにあるので、学習してけっして損ではない。

 

 

学生時代に『DUO 3.0』で文章で単語や熟語を一緒に勉強してきた人にとっては、TOEIC版『DUO 3.0』としてTOEIC学習のバイブルにもなり得る良書だ。

私も本書を学習しており、いま3周目くらいだが、『DUO 3.0』にない単語や、あっても別の異なる意味で出る単語も多い。

例えば

・proseeds(利益)

・exempt(免除する)

・high-profile(注目を集める)

等の単語は『DUO 3.0』にはないものの、TOEICでは頻出単語だ。

 

また、

・outstanding

は『DUO 3.0』では「有名な」「卓越した」という意味で掲載されているが、TOEIC的にはこれに加えて「未払いの」という意味でも使われる。

ちなみに

・balance

も「バランス」の他に「残額・残金」という意味があり、

・outstanding balance

というと「未払いの残額」という意味になる。

こういう情報ってTOEIC対策として効率よく学習するためにはとても貴重だし、単純に知識が増えていく面白さを感じる。

TOEIC学習用に単語テキストを探している人はぜひチェックしてみてほしい。

そして、一緒に英語学習を頑張りましょう!