週末5分間 英語クラブ byコツログ

世界のサッカーニュースを英語で学ぶブログです。毎週末更新します。たった5分間ですが内容の濃い英語学習にしましょう。

ソフトバンクIPO から1か月 密かに参戦→無事死亡

ソフトバンクが昨年の2018年12月19日に上場してから1か月経ちました。

何を隠そう私もIPOに参戦していたのです。
そして案の定、初値は公募価格割れを起こし私は「ぐぅはぁっ!」と無事に死亡したのでした。

 

とはいっても300株の購入で初値時点で11,100円のマイナスなので金銭的なダメージはたいしたことないですが。
ひとまず本ブログで一連の流れを振り返ってみます。

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IPO投資の勝率は7~8割

IPO投資について簡単に復習です。
「新規上場株式」に投資することをIPO(Initial Public Offering)と言います。

 

IPOを利用した儲け方として、当日の初値がついた瞬間に売り払って利益を確保するという方法があります。
上場前に公募価格で購入した株が、上場後に初値が高くなったら儲かります。

このやり方だとだいたい7~8割ぐらいの勝率です。
7~8割の確率で儲かります。ただしどのくらい儲かるかは購入額や値上がり率によります。

 

「7~8割の勝率だと負ける可能性もあるし怖い」という人もいるでしょうけど、この7~8割の勝率は実際にはかなり高めることができます。

どのIPO銘柄が公募価格より高騰するのかをプロや経験者が様々なサイトで情報を発信しています。そうしたサイトでちょちょっと情報収集するだけで7~8割の勝率が9割になります

また景気が良い時期だと、IPO銘柄の将来性や事業内容にかかわらず買われるので、それだけで勝率がまた高まります。

分散投資でリスクも回避可能

「それでも負ける可能性はあるんでしょ。何十万円も投資するのは怖い!」という人もいるでしょう。


大丈夫です。分散投資でそのリスクもかなりの部分を回避できます。
具体的にはたくさんの銘柄へIPO投資をすれば良いのです。
10銘柄にIPO投資すれば、9銘柄で儲けられるのだから、1銘柄で負けたって、投資額は回収できます

 

「え、そうなの。じゃあ誰でも儲かるじゃないか。ぜひ投資したい」と思ったかもしれませんが、しかしここでやっかいな事実が、IPOは非常に競争率が高いので、購入することさえなかなかできないということです。

あなたと同じように安全かつ簡単に儲けたいという投資家が多いので、抽選で選ばれてはじめて投資できるという世界なのです。
この抽選に当たる確率を高める方法もあります。


インターネット検索すればいくらでも情報は出てきますが、複数の証券口座を作るというのが王道です。一人で複数の証券会社に口座を作って、それぞれの証券会社へIPOを応募する。

さらに家族名義の証券口座を作って、そこから応募して当選確率を高めようという人もたくさんいます。

私のような面倒くさがりの人間は、こういう作業が面倒なので、IPO投資はこれまでしてきませんでした。

外れる可能性があるのにせっせとIPOに応募するという作業をする気がおきない。
なんなら「別に生活はできているし、そこまでお金はいらないや」という感覚です。

ソフトバンク IPOに参戦したワケ

ではなぜ今回ソフトバンクのIPOに参加したのか。

それは主幹事証券の野村證券から電話やハガキで再三、購入の案内をされて、私もバカなので興味を持ってしまったからです。


史上最大のIPOとして世間の話題となっていたことから「このビッグウェーブに乗るしかない」とお祭り気分が盛り上がって参戦を決意したのです。

今回は大型IPOということで配分が多く、当選確率は高いだろうという予測だったので、「じゃあチャレンジしてみようかな」と。

ただし、上場前にソフトバンクに不利なニュースが相次いでいて、事前の情報では公募価格1,500円を上回るかどうかは微妙で、上回っても1,600円程度。つまり1株100円程度の利益でした。
それで300株だけ応募することにしたのです。
(野村証券ではなく手数料の安いSBI証券で)

資金としては
1,500円×300株=45万円
ということです。

 

もし初値が公募価格の100円高く1,600円になった場合は、
100円×300株=3万円
の利益が出ることになります。

 

これが200円上回れば6万円、300円上回れば9万円と、捕らぬ狸の皮算用が私の脳内で実行されました。

見事に300株すべて当選 ん、おかしい?

そして上場前にSBI証券からIPOの抽選の結果が送られてきたのですが、何と見事に300株すべてが当選しました。


当選がわかった瞬間は「おおー!」と喜んだのですが、Twitterで検索してみたら、ほとんどの投資家が当選していたみたいでした。

今回大型IPOだったので、そもそも流通量が多いのとあまり人気がなかったので、誰でも当選したようです。

しかしとにかく私もIPO投資はしたことなかったので、それでもちょっと嬉しかったです。

見事に初値が公募価格を割る

2018年12月19日の上場後の初値ですが、ご存知の通り、見事公募価格を割りました。
無事に死亡です。はい。

実際には死亡というほどの損失ではないですが、
公募価格1,500円に対して、初値は1,463円。騰落率は-2.47%。
300株保持しているので、

(1,500円-1,463円)×300株=11,100円

となり、11,100円のマイナスです。

さてどうするか。
少し考えて損切りするほど取得価格(45万円)も損失も大きくないので様子を見ることにしました。

1/18(金)終値の時点で1,429円。

(1,500円-1,429円)×300株=21,300円
公開価格(1,500円)はこの1カ月で1度も超えることはなかったです。あはは。

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孫正義社長には期待している

これは強がりに聞こえると思いますが、この状況をけっこう楽しんでいます。
ええ、強がりです。

でも私はここ数年インデックス投資しかしておらず、個別株は東京電力のみ保有という状態でした。
そのため久しぶりに個別株を保有してみたいという気持ちがありました。

インデックス投資って資産形成における武器の1つとしては良いですが、めちゃくちゃつまらないですからね。
一方で個別株はリスクしかないですが面白い。

ソフトバンクは配当を高水準の5%出すと明言していますし、何よりも親会社のソフトバンクグループ株式会社の孫正義社長には期待しています

 

ソフトバンクの社長室長だった三木雄信氏が孫社長の仕事の仕方を何冊も書き上げていますが、これらの本を読んで感じることは、孫社長ってやはりすごいということ。

 

孫社長の締め切りをすべて守った 最速! 「プロマネ」仕事術

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テレビのインタビューでは賢そうに感じないのは私だけでしょうか。
でもそこは稀代の事業化で、リスクを冒しているように見えてきちんと守りも固めている。理論的に数字的に守備している。

 

だから私は孫さんをウォッチするのが好きですし、株主としてソフトバンクをしばらく見ていようかなと。値上がったら売るけど。

たしかにソフトバンクとソフトバンクグループは別の会社。でも株価は相関するでしょう。

実際にソフトバンクグループが今後派手なM&Aをしたり、順調に業績を上げていくと、これにつられてソフトバンクの株も上がるとみています。

ということで2~3年は様子を見たいと思います。
塩漬けは資金活用の面から良くないのですがそこまで大きな額(45万円)でもないし。

また売却する際にこのブログで報告しますね。
ではでは。