週末5分間 英語クラブ byコツログ

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【保存版】海外旅行の初心者が渡航前に知っておくべき5つの節約術

今日は海外旅行の初心者に向けて節約方法を紹介します。

海外旅行は工夫によってかなりの節約が可能になります。
これを知っているかどうかで無駄な出費やトラブルを避けることができます。

海外旅行に毎年のように行っている人には当たり前の知識でも、初心者だと知らなかったり、思いつかないこともあるので、簡潔にまとめておきます。

海外旅行の達人の方は新しい知識はないと思うので、そっ閉じしてくださいね。

1. 複数の旅行会社のプランを比較検討する

面倒くさがり屋な人は、格安旅行業者のイメージがあるH.I.S.の窓口へ行って、その場で海外旅行の予約をしてしまいます。

ただし、H.I.S.が一番安いとは限りません

ケースによっては高いイメージのあるJTBの方が、何万円も安いというケースがあります。

旅行人数、旅行先、滞在中のプランによって、最安の業者は異なるのです。

私も学生時代の一人旅では、H.I.S.をよく利用していましたが、家族で子どもたちを連れて海外旅行するようになってからは、H.I.S.よりも、JTBのプランの方が安いケースがあり、これは意外な発見でした。

JTBは高いイメージがありますが、例えば以下の条件に当てはまるケースであれば、最安になります。

・未就学児の子どもがいる
・グレードが高めのホテルに泊まりたい

 

私は以前は低予算で自由に行動するバックパッカー的な旅行を楽しんいましたが、年齢を重ねていくにつれ、グレードの高いホテルを選ぶようになりました。

学生時代ならば、日中はずっと外に遊びに出ているので、安いホテルで十分でした。ホテルなんて「ベッドだけあればいいや」と思っていましたから。

ただし家族で旅行に行くようになると、ホテルのプールを使ったり、そうすると着替えに部屋に戻ったり、子どもを昼寝させたりと、ホテルでの滞在時間が増えてきます。

そのためグレードの高いホテルを選ぶことで、その旅行の満足度がグッと上がってきます。

そしてそういうプランだとH.I.S.よりも、JTBの「わいわいファミリー」というプランの方が安いことがあります。

わいわいファミリーは、往復航空券とホテル費用がパックになった料金では、子どもが半額になったり、現地での無料のツアーもついてきたりします。

また例えばハワイだと、JTBが現地で無料バスを何台も走らせているので、これを利用すれば、タクシーやレンタカーを借りる必要もないので、滞在費が節約できます。

そのため、格安旅行業者の窓口で即決するのではなく、旅行先でのスケジュールをイメージしたうえで、複数業者から見積りをとって、最安レベルの業者を選ぶようにしましょう。

家族4人で一週間程度の海外旅行だと、同じようなプランでも総額で10万円以上変わってくることがあります。

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2. 早期予約割引を利用する

海外旅行業者の多くが、早期予約割引を実施しています。

例えば2017年9月現在、JTBでは、タヒチへの旅行であれば120日前までに申し込むことで、1人あたり5万円の早期割引が適用されるコースを用意しています。

ただ早く予約するだけで、大人2人で10万円の割引となるのだから、利用しないのはもったいないですね。

仕事の都合などで、日程を決められない人も多いと思いますが、だからこそ、こうしたプランが存在します。

私の場合は、「仕事のスケジュールなんて、なんとでもなる」と割り切って、こうした早期割引を必ず利用しています。

なお、60日前の予約で1人あたり5,000円安くなるというような早期割引は、どの旅行業者も実施していますが、数万円レベルの早期割引はキャンペーン的に発生します。

常にそういったキャンペーンが実施されているわけではないので、アンテナを張っておく必要があります。

3. 荷物の重量オーバーに気を付ける

空港でスーツケースを預ける際に注意が必要なのは、無料となる手荷物の許容量が航空会社によって決まっていることです。

たとえばANAの場合だと、エコノミークラスの場合は、スーツケースは一人2個までで、重さも23kg(50ポンド)となっています。

www.ana.co.jp

無料となる手荷物の許容量が航空会社によって異なるものの、大手では大きな差はありません。

注意が必要なのは、日本からの出国よりも帰国時です。

私は過去に現地で購入したお土産などで、スーツケースがパンパンになり、その結果重量オーバーになってしまったことがありました。

出国時の重量チェックでは、何の問題もなかったので油断していました。

超過料金は、超過した重量、航空会社、滞在先によって決まってきます。

私はその時、米国デルタ航空を利用して、ハワイからの帰国時に数キロオーバーしていることが発覚しました。そして手荷物受付カウンターで1万円程度の超過料金がかかってしまうと告げられたのです。

ただし、一人2個まで荷物を預けられたので、スーツケースからお土産の袋ごと取り出して、子どもの荷物として申請することで、超過料金を実際に支払うことは免れました。

それからは、現地で着用するTシャツや下着などは、日本から比較的古いものを持っていき、着たら捨てることにして、日本には持って帰らないようにしています。

これだと滞在期間が長くても、洗濯する必要もないし、少しは荷物が軽くなります。

また本や雑誌も読んだから現地で読み捨てるようにしています。

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4. 免税店で買い物をする

当たり前のことなのですが、海外旅行でブランド品など高額商品を購入する際には、免税店を利用しましょう。

旅行者に対しては、商品にかかる税金(消費税や酒税、輸入品の関税など)が免除されます

DFSギャラリアのように、空港だけでなく、繁華街で免税店を構えるお店もあるので、現地での買い物の際には、どうせ同じ商品を購入するなら、免税店を利用した方が良いです。

また欧州をはじめ海外で買い物をするときには、旅行者が支払う必要のない付加価値税(VAT)という税金が商品価格に含まれてしまいます

この付加価値税分は、手続きをすることで払い戻しを受けることができます。

旅行の前に海外旅行先の現地に払い戻し制度があるかどうか、また払い戻しの方法を事前にチェックしておきましょう。

5. 閑散期に旅行する

最後に紹介するのは、閑散期に旅行するというものです。

誰でも知っている情報ですが、なかなか活用できていないのが実情でしょう。

海外旅行では、まったく同じ航空会社を利用して、まったく同じホテルに泊まったとしても、時期が異なるだけで、倍以上のお金がかかってしまうことがあります。

これって本当にバカらしいと思います。

私は会社員ですが、多少周囲に迷惑をかけてでもなるべく安い時期を選んでいます。

たしかに仕事が忙しい時期に旅行なんかに行ったら、会社の上司・同僚・取引先に迷惑がかかるので、気が引けます。

もしかしたらひんしゅくを買ってしまいますが、私は気にする必要はないと考えています。

お土産をしっかり買って帰れば喜んでもらえるし、時間が経てば、自分が休みをとったことなんか周囲はすぐに忘れてしまいます。

そもそも有休取得は会社員に与えられた正当な権利ですし、周囲の目を気にして休まないことが、その職場で有休をとりづらい環境の一因になります。

つまり周囲の目を気にするばかりに、職場環境の悪化に、自分もしっかり加担してしまっているのです。

この負の連鎖を食い止めるという正義感(口実)をもって、私は安い時期に年に一度、丸々一週間は有休を取得して海外旅行に行っています。

仕事が多忙な時期かどうかも考慮していません。

どのみち、先に紹介した早期割引を利用して、数か月前に予約してしまうので、出国する時期の仕事の予定なんかわからないです。

おかげで、もしお盆やお正月に行ったら、家族4人で100万円以上するプランでも、その半額以下で行けます

高級ホテルにもお得に泊まれますし、閑散期なので日本人も少ないし、ホテルのプールも空いていて良いこと尽くしです。

ただし閑散期が雨季に当たらないかなど、計画する段階で現地の気候のチェックは必要です。

海外旅行は夫婦共通の趣味

海外旅行の節約方法については以上になります。

このほかにも細かいことを言えば、両替の方法もあるのですが、ここでは書ききれないですし、そこまで効果もない(規模によるけど数千円レベル)ので今回は省いています。

また究極の節約は、「海外旅行に行かないこと」という考え方もあるのですが、こんな身も蓋もない無粋なことを言ってはいけませんね。

海外旅行で得られる非日常感、気分転換の効果は素晴らしいものがあります。

我が家も夫婦の共通の趣味の一つが海外旅行です。

そのため毎年の家計の娯楽費の予算は、海外旅行をどこに設定するかが基準となります。

物価や旅費の安いベトナムやマレーシアに行くのと、物価の高い欧州やハワイに行くのとでは、総額では倍近く異なってきますから、まずは海外旅行の費用を差し引いてから、年間の娯楽費を計算します。

国内旅行も好きですが、海外旅行を優先にしていて、予算がなければ国内旅行は我慢するようにしています。

そうしたやりくりによって実現した海外旅行ですから、無駄な出費はなるべく省いて、お金をかけたい部分(ホテルや食事)に回すようにしています。