週末5分間 英語クラブ byコツログ

世界のサッカーニュースを英語で学ぶブログです。毎週末更新します。たった5分間ですが内容の濃い英語学習にしましょう。

日本代表は「well-traveled squad」だったが…【週末5分間英語クラブ Vol.55】

本日のピックアップニュース

Title

Japan's well-traveled squad taste bitter pill at Asian Cup

Article

Japan's quarterfinal exit from the Asian Cup in Qatar may have been a predictable end to the tournament for a team who never lived up to their billing as favorites.

単語チェック

well-traveled (形容詞) - 経験豊富な、多くの地を訪れた

squad (名詞) - チーム、部隊、集団

taste (動詞) - 経験する、味わう

bitter pill (名詞句) - 苦い経験、つらい現実

quarterfinal exit (名詞句) - 準々決勝での敗退

billing (名詞) - 評価、広告、宣伝における位置づけ

predictable (形容詞) - 予測可能な、予想通りの

favorites (名詞) - お気に入り、優勝候補、支持される側

日本語対訳

タイトル

豊富な実績を持つ日本、アジアカップで苦杯をなめる

本文

カタールで開催されたアジアカップでの日本の準々決勝敗退は、優勝候補としての期待に応えられなかったチームにとって、予測された結末だったかもしれない。

英文のポイント

今回記事の一部を切り取っているので、文章の意図が伝わってきませんが、記事ではこの後こう続きます。

 

「シーズン中の欧州リーグの立場では、今回のアジアカップのスケジューリングは不適切なタイミングあり、多くの海外組を持つ日本代表は大会に完全に集中していないように見えた」と。

そのため今回の敗退は「予測された結末」と主張しているのです。

 

今回の英文はこの短い記事に、TOEICや英検でも出題される重要単語がこれでもかっていうほど詰まっていますね。

タイトルに出てくる「well-traveled squad」という表現は、文字通りに読むと「多くの地を訪れたチーム」になりますが、この文脈では「経験豊富なチーム」というように訳すことができます。

 

「taste bitter pill」という表現は、直訳すると「苦い薬を味わう」となりますが、比喩的には「つらい現実に直面する」ということになり、記事では「苦杯をなめる」という表現できます。

英語でも日本語でも、こうした比喩表現を用いることで、直接的に表現よりも、読み手に強い印象を与えることができますね。

記事の背景

アジアカップ優勝を目指して戦っていた森保ジャパンですが、準々決勝で早々に戦いを終えることとなり、各選手は所属クラブへと戻っていっています。

英紙『アンフィールド・ウォッチ』が遠藤航のリバプール帰還について

「遠藤は予想していたよりも早くリバプールへ戻ってくることになった。リバプールはこのニュースを歓迎するだろう」

と伝えています。

マック・アリスターの復帰に加え、チアゴ・アルカンタラも復帰に近づいているようで、

「遠藤の帰還はリバプールをワクワクさせる。彼がどう起用されるか見ものだ」

とし、ユルゲン・クロップ監督の起用法にも注目が集っています。

 

アジアカップでは全試合に出場し奮闘した遠藤ですが、そのパフォーマンスは彼にとっては平均的か、それ以下でした。

負けた悔しさは人一倍感じているでしょうし、リバプールに戻って大暴れしてほしいですね。