テレビを倍速で見る
私は20代の低所得に喘いでいた時にキャリアアップへ猛進しました。
将来不安を払拭すべく1分1秒たりともムダにしないようにと、仕事に試験に精を出していました。
いわゆる意識高い系の部類ですね。周囲から若干ウザがられていました。
そういうモードに入っていたので、けっこうイキっていました。
「ゼッタイに成功してやる。オレはここで終わらねぇー!」みたいに息巻いてました。
努力すると結果も出るものです。おかげで転職を重ねて、年収は250万円から1,300万円まで増やすことに成功しました。
それはともかくとして、そんな1分1秒たりともムダにしないような生活をしている時でも、テレビはけっこう見ていました。
スポーツ、バラエティ、ニュース、ドキュメンタリーなど。
まぁ単純にテレビが面白いのと、それと一応出版社の編集者という仕事柄、世の中で何が流行っているのか、何が起きているのかを把握しておく必要はあります。
実際、出版社の会議で世間の流行りモノについての話題が出た時にについていけないと、下手すると評価につながります(悪い評価に)。
ネット全盛の時代ではあるけれど、そのネットのネタ元がテレビであることってまだまだたくさんあります。
テレビってまだまだバカにはできないですよね。
とは言っても社会人にとって帰宅してからの夜の時間ってめちゃくちゃ貴重ですよね。
家事とかこなしていると、寝るまでにほとんどゆったりする時間もない。
その中でテレビに割ける時間なんて本当はそんなにないです。
そんな時にとても役立ったのが、テレビを倍速で見ることでした。
45分のNHKスペシャルを30分で見ることができる
まずテレビを見るのはほぼすべて録画した番組です。
自分の都合の良い時間に見るために予約しておくか全部録画しておきます。REGZA(東芝)では「全録」といわれる機能です。
そしてCMは見ません。飛ばします(ただその場合、CMの話題にはついていけないけど、これは良しとする)。
そして、テレビを倍速で見ます。倍速といっても2倍速ではありません。
私の自宅のテレビはREGZA(東芝)なのですが、1.5倍速再生が可能です。
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この速度だと、音声が早口になっても聞き取れます。
特にニュースやドキュメントは、アナウンサーやナレーターが、誰にでも聞きやすいように話すので、とてもゆっくりです。
私はとてもせっかちなので、通常スピードだとイライラしてきちゃう。はやく先に行けーと。
そういう人には、1.5倍速ぐらいがちょうどいいペースです。
実はこの倍速で見るというライフハックは、当時の上司から教えてもらったワザなのですが、それからというもの私もニュースやNHKスペシャルのようなドキュメント番組は、基本1.5倍速で見ていました。
こうすると30分のニュース番組は20分に短縮できます。
45分のNHKスペシャルは30分で見ることができます。
夜の貴重な時間をずいぶんと有効活用できるし、速度もちょうどいいわけです(この感覚には個人差があると思いますが)。
ただしこの倍速、やはりスポーツやバラエティには向きません。
スポーツはリアルタイムでこその面白い性格の番組だし、バラエティにしても倍速で見てもちっとも面白くない。会話の間とか倍速にすると台無しですからね。
ですからあくまで、ニュースとドキュメント番組が中心。さらに英会話の学習が進んでいる人には、英語の番組(NHKの英語学習番組やBBCニュースなど)なども倍速にすると良い学習になります。
NHKの英語テレビアニメである「リトル・チャロ」を1.5倍速で見ていたりしましたが、かなりヒヤリング力が鍛えられます。
ということで、時短を求めている方は、テレビを倍速で見てみてください。ではでは。