ルンバの調子が悪いと思った時は
自動ロボット掃除機のルンバを使い始めてから4年ほど経つ。
外出している間に自動で掃除をしてくれるので、家事の時短につながり、重宝している。
これまで2日に1回のペースで使用してきた。
そんな感じで愚直に我が家の掃除を担当してきたルンバだったが、最近どうも調子が悪くなってきており困っていた。
うちのは「ルンバ870」という型なのだけれど、掃除が完了したはずなのに床にゴミが残っている状態の時があった。つまりきちんと掃除できていない。
またある時は掃除がやたら早く終わってしまうこともある。
他にも、ダストボックスを空にしたのにゴミ箱マークが点滅してしまうなどのケースもみられた。
そうした数ある不調の中でも一番気になった症状は、本体の裏側にある回るはずの部品が回っていないことだ。
床も傷つきそうだし、これではゴミが集まらない。
何か詰まっているのが原因かと、ルンバのパーツ周辺の目立つゴミは取り除いてみたけれどあまり変化はなかった。
そうこうするうちに、家の床の掃除が滞ってしまい、週末に奥さんから「ルンバが調子悪いなら、あなたが掃除機をかけてくれませんか?」と言われてしまう。
掃除が面倒だからルンバを買ったのに、これでは以前へ逆戻りだ。
「私はもう掃除機の使い方を忘れてしまいました」と返答したが、掃除機を押し付けあったって根本的な解決にならないし、とにかくルンバを修理に出すか、新しいルンバを購入するか検討を始めた。
ルンバの「分解掃除」って何だ?
しかし新しいルンバを購入するにしても、調べてみたらある程度のスペックを求めると10万円近くして、なかなかの値段になってしまう。
同じスペックなら下の商品のように数万円で買えるけど、どうせ新品を買うならグレードアップしたい気持ちがあるので。
ルンバ606 アイロボット ロボット掃除機 高速応答プロセスiAdapt搭載 ゴミ検知センサー 自働充電 ペットの毛 フローリング 畳にも R606060
- 出版社/メーカー: アイロボット(IRobot)
- 発売日: 2019/04/10
- メディア: ホーム&キッチン
- この商品を含むブログを見る
どうしようか…と迷っていたところネットでルンバ関連の情報として分解掃除というキーワードを発見した。
これは文字通り、ルンバのパーツを本体から分解していき掃除することだ。
いくつかのブログでルンバ―を所有するユーザーがこの分解掃除にチャレンジした結果を報告していた。我が家のトラブルが簡単に解消できるかどうか分からないけど、とりあえずやれることをやってみることにした。
分解掃除にチャレンジ
前述したように我が家にルンバがやってきて4年近く経つ。
2日に1回、ルンバを使ってはいたけれど、掃除を任せるのはリビングと寝室のみで、それほどハードに使っているほうではないと思う。
それでも裏返してみるとすごい量のホコリや髪の毛が絡みついている。ここらで4年分の垢をすっきりさせることにしたのだ。
ここからは埃っぽい画像が多いのでサラッと見てください。お目汚し失礼します。
まずは、本体からダストボックスを外しゴミを捨てる。
白いフィルターも外せるが、水洗い不可。裏側にびっしりついたほこりを払う。
ダストボックスの全体がまだ埃っぽいので雑巾で拭く。
ゴミ箱マークが点滅するのはセンサーがホコリで汚れているからだと思われる。
本体もダストボックスもていねいにふき取る。
次はローラー部分を掃除。
黄色いつまみを上げて赤い枠をパカっと開き、ローラーを取り外す。
ここがいつも髪の毛ががんじがらめに絡まっているので、ハサミで切りながらきれいに取り除く。
あまりにもひどい状態だったので、写真はゴミをとった後にしておく。
ここまでの分解掃除は何度かやったことがあった。
手で外せるのはここまで、と思っていたが、ローラー端の黄色い部分も取り外せるらしい。
ここにも髪の毛が何重にも絡みついている。
絡みつきすぎて固体化していて、引っ張るとスポっと外れた。
奥の方につまっているほこりや髪の毛も取り除く。
意外にもローラー部分も簡単に取り外すことができるらしい。
ここは一番気になっていた「回らなくなってしまった部品その1」である。
引っ張るだけでスポっと抜けた。
さらにローラー部分だけを押し込むと、軸とローラーも分解できた。
小さい部品だが端には髪の毛とホコリがこびりついている。
ていねいに取り除いて元に戻すとくるくる回るようになった!
思いっきり走ってくれー!!
さて、ここから手では外れない。
ドライバーを使って分解を進めていく。
「回らなくなってしまった部品その2」のこの羽に取り掛かる。
真ん中のビスをドライバーでくるくる回すと、あっさり外れた。
どこまでも入り込む髪の毛! 根元から絡みついた髪の毛を取り除きます。
こちらも回転が復活。たくさんゴミを集めてくれー
さらにこの4つのビスを外します。ますます「分解」という感じになってきた。
黒いカバーがパカっと外れるのでほこりを払い、ふき取る。
カーペットを使っている家庭はここにもびっしりホコリが詰まっているらしい。
フローリングの我が家は思ったほどではなかったが、きれいに拭き取り、すっきりした。
バッテリーはいまのところは問題ないので、そのまま。
もし充電に問題がある場合はバッテリー交換という手もあるらしい。
これで掃除は終わり。元通りにセットし、ネジを締めたルンバを再び走らせてみると、、、、、、
きたーーー!。とっても快調に動く。
これまでは老体にムチ打っているみたいで「大丈夫、、?」という感じだったが、若返った今、もっともっと働いてくれーとエールを送る。
羽部分がぶんぶん回っていて気持ちが良い。
終わった後もキレイで、床にゴミが残っていることはありませんでした。
ルンバはメンテが大事
ルンバは思ったよりも簡単に分解できるようになっていた。
結果的に今回の不調トラブルではサポートセンターに電話するところまでいかなかった。
そして学んだこととしては、とにかくルンバはこまめな掃除が大切だということ。
ルンバオーナーの方は、面倒くさがらずにメンテナンスをしましょうー
ルンバ606 アイロボット ロボット掃除機 高速応答プロセスiAdapt搭載 ゴミ検知センサー 自働充電 ペットの毛 フローリング 畳にも R606060
- 出版社/メーカー: アイロボット(IRobot)
- 発売日: 2019/04/10
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