いや、コンビニATMが最強だろうよ。並ばないし。
他に同じようなコメントしている人がいたけど、そもそもコンビニATMで手数料を支払う感覚なんてないわ。
どの駅前にもメガバンクの銀行ATMがあるけれど、あそこで列を作って並んでいる人たちを見るたびに「違うだろーっ！」と思う。
ゆうちょ銀行も激混みだ。利用者数が多いので私が利用する駅ビル内のATMなんて、いつだってとてつもなく長い列ができている。毎回お金を引き出すたびに、その行列の中でぼーっと立っている人は時間がもったいないと感じないのだろうか。
Time is money（タイム イズ マネー）
いや、別に他人様の行動にケチをつけたいわけではない。どう行動しようともちろん自由だ。しかし「ATMに並ぶ」というのはあくまでお金を引き出す際に生じた結果であって、自ら望んだ行動ではないだろう。
偉そうなことを言う気はないが、時間だけは人間に共通で与えられたものだ。これをどう使うかで人生に差が出るんじゃないだろうか。
「Time is money（タイム イズ マネー）」のはずなのに、忙しい平日の帰宅時に、何が悲しくて列を作って待たなければいけないのか。
時間を無駄にするのは見方によってはお金よりももったいないことだ。
引き出すお金にしても、過去に自分が預け入れたお金や稼いだものであって、それを時間をかけて待つこと自体にばかばかしく感じないのだろうか。
そういう意味でコンビニATMは最強だ。コンビニであればほとんど並ばないし、仮に先着で利用している人がいたら、会社から自宅までの間に何店もあるので、通り過ぎて別の空いているコンビニに行けば良いのだから。
コンビニATMを365日24時間無料で利用する
もちろん私もコンビニATMで手数料を払うことには反対だ。無駄なお金を支払うことほどバカらしいことはない。
だからコンビニATMは無料でしか利用していない。
私の場合、セブンでもローソンでもファミマでも手数料は365日24時間つねに無料だ。
多くの銀行で預金残高によって、提携先のコンビニATMの手数料を無料にするサービスを、程度の差こそあれ実施している。であればこれを利用しない手はない。
三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行のメガバンクは都内各地にATMを設置しているので（圧倒的に数は足りないが）、コンビニATMとの提携は弱い。というか重視していない。
「預金残高が10万円を超えている場合は手数料が月3回まで無料」というように利用回数に限度を設けている。
地銀最強説
その一方で地銀は、メガバンクと比べてATMが圧倒的に少ないので、コンビニATMをフル活用することにより、利便性を高める戦略をとっている。そしてこれは利用者としてはメガバンク以上に便利だ。
私は千葉県在住なので、京葉銀行をメインバンクとしているが、同行の場合、ポイント加点による条件を満たせば、以下のコンビニが基本365日24時間無料で使える。
（※）京葉銀行はコンビニの手数料がいつでも無料だが、たまに「この時間は引き落とせません」のようなメッセージが出ることがあったことはお伝えしておく。
・セブンイレブン
・ファミリーマート
・ローソン
・スリーエフ
・サークルK
・デイリーヤマザキ
・サンクス など
ポイントは、給与振込み口座に指定(40点)、住宅ローンの借り入れ(60点)、各種公共料金の自動支払い(各5点)という形で加点されていき、一定の条件を満たすとコンビニATMが無料になる仕組みだ。
こうしたサービスは千葉銀行や足利銀行などの他の地銀でも実施されている。調べてないのでよく知らないけど、その他の多くの地銀でも都市部のユーザーの取り込みにやっきになっているので、同様のサービスを大なり小なり実施しているのではないか。
貧乏ってお金がかかるだよ
以前は私もメガバンクの三菱東京UFJ銀行を利用していたので、同行のATMでイライラしながら並んだこともあった。しかし今はそんなストレスとは無縁だ。
メガバンクにしろ、地銀にしろ、コンビニATMを利用するには、「預金残高を●●万円にしておくこと」という条件が課されるケースが多いが、「そんなお金ないよ」という人もいるだろう。
たしかに特に学生なんかだと十分預金するほどのお金を持っていないかもしれない。
ただしお金がないことが、より支出を増やし、そのせいでさらに貧困になってしまうというのは実はよくあることだ。
お金持ちは手数料が無料になり、貧乏人は手数料を支払わなければならないという構図は、よく考えるとおかしい。昨今社会問題になっている格差社会を助長している状態でもある。
ここから脱するには、ATMが無料で使えるまでは頑張ってお金を貯めるべきだろう。いまお金があまりない状態でも我慢して、後でその分以上のコストを取り返せばよいのだから。
