週末5分間 英語クラブ byコツログ

世界のサッカーニュースを英語で学ぶブログです。毎週末更新します。たった5分間ですが内容の濃い英語学習にしましょう。

転職成功は宝くじに当たったも同然だ

私は転職により年収アップの実現をお勧めします。

業種が違うだけで年収は倍以上に

もしあなたが現在の勤務先の待遇に、とりわけ年収に不満を抱いていたら転職を検討すべきです。職場の人間関係や自分自身のモチベーションは同じ職場でも異動や環境の変化で好転するかもしれませんが、同じ会社にいる限り、年収アップは期待できないです。

業種と業界内の立ち位置でその企業の年収レンジが決まってきます。国の調査である平成27年の民間給与実態統計で「業種別の平均給与」が報告されていますが、数字には残酷なまでの現実を突き付けられます。

宿泊業・飲食サービス業の平均年収与は236万円なのに対して、電気・ガス・熱供給・水道業は715万円。平均年収で479万円もの差が生じています。倍以上ですね。

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個人の能力の問題ではない

この差はもはや個人の能力や努力うんぬんの差ではなく、業種間の収益性の差です。仮に宿泊業・飲食サービス業であなたが抜きんでた成果を残して出世したとしても、電気・ガス・熱供給・水道業のヒラ社員に年収で下回る可能性は高いでしょう。

電気・ガスのインフラ系は事業が安定しており、リストラされるリスクも低い上に待遇も良いのです。

一方、宿泊業・飲食サービス業はワタミのように勤務時間が長くても残業代が未払いで問題になるケースが目立ちます。ブラック企業だと批判されてもしょうがないです。

こう考えると「もっと学生時代に考えて就職活動すれば良かった」なんて思いますが、覆水盆に返らずで、今さら後悔してもしょうがありません。

ここは気持ちを切り替えるべきです。20代から30代前半であれば転職という飛び道具で一発逆転が十分に可能ですから。

転職に成功すると毎年宝くじに当たったのと同じ

私は20代で転職活動していた時、最低でも年収100万円以上アップできる企業のみに絞っていました。できれば300万円ぐらいアップしたいというのが本音です。

なぜなら転職活動は大変なエネルギーが必要ですし、転職した後の職場環境は入社してみないとよく分からない。これってかなりリスクはありますよね。年収であれば事前に調査することである程度把握できるので、リスクがある分、私は年収のアップ幅にはこだわっていました。

また転職は「もし成功したら毎年宝くじに当たったのと同然だな」と考えて、活動していました。宝くじで100万円当たったらパーッと焼肉食べたり、旅行に行こうと思いますよね。

それと同じで転職が成功し、年収が100万円上がったらその分お得だと考えられます。年収が300万円アップしたら、毎年そこそこの新車が買えるわけです。そして実際には仕事の内容や忙しさなんて年収に比例しませんし、場合によっては日々の帰宅時間が早くなることだってある。現実にはブラック企業ほど忙しかったりします。

35歳を過ぎると転職の門扉は閉ざされる

だから転職活動はできるうちにしておいた方がいいです。35歳以上になると中途採用市場の門扉はほとんど閉ざされてしまいます。もし現状の勤務先の年収や将来性に不満や不安を抱いているなら、20代後半から30代前半にかけて1~2回キャリアアップを試みるべきです。

ただし、ただやみくもに転職するのはいけません。たまに同業界のライバル会社に「水平転職」して年収はほとんど変わらない、なんて人を見かけますけど、「何をもったいないことしているんだ」と思います。

転職したら少なくとも1~3年はその会社で働くことになるので、自分を市場に高く売れるチャンスと、貴重な時間を無駄に消費してしまうのはとてももったいないことです。

そうではなくて、仕事のスキルを上げながら、ストーリーを描きながら、より待遇の良い職場へ転職をするのです。これはそんなに難しいことではありません。

誰しもその業界の中で日々仕事していれば、実は気づかない間に仕事のスキルは上がっているものです。要はそれをどのように転職活動のエントリー用紙や面接で説明し、「この人物が欲しい」と思わせるプレゼンができるかだと思います。

こちらについても私なりに培った具体的なコツについて後日記載したいと思います。