コツログ

得意分野である投資や節税、出版業界ネタなどを共有します。

本日をもってクロス取引から引退しました

私、北斗龍之介は本日をもってクロス取引から引退します

別に引退を宣言するほどのことでもないのですが、もうクロス取引はいいかなと。

なぜかというと、ここ最近競争率が高くて取引できないことが多いし、クロス取引用に資金を証券口座に遊ばせておくのももったいないからです。

また毎月下旬の権利確定日前後にクロス取引の操作のために時間を空けて作業するのも面倒に感じてきました。

9月はたくさん銘柄あるのに釣果ゼロ

昨日は、2017年9月の権利付き最終売買日の前日でした。

そのためノーリスクのクロス取引で株主優待を得ようと思って、株式市場が閉じた後、19時過ぎから候補銘柄の信用取引の売り注文を行うためにスタンバっていました。

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しかし信用新規売りで注文を出したところ、すべての銘柄で「在庫が足りません」と表示され、取引できませんでした。

最近こういうことが多く、2か月前の7月銘柄の時も、下記エントリーで報告していました。

www.kotsulog.com

しかし、9月は年間でも優待の候補銘柄の数が多い時期だし、さすがにすべて在庫不足という事態にはならないだろうと踏んでいたのですが、まさかの残念な結果に終わりました。

一般信用取引にこだわった結果だけど

クロス取引の仕組みは、株式投資の個別株の注文で、同一銘柄、同数量の買い注文と売り注文を同時に発注し、約定させることで株価変動による影響をおさえ、損失をゼロにおさえることです。

手順については以下エントリーに記載しているので参考にしてください。

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クロス取引には一般信用取引制度信用取引の二通りがあります。

「制度信用取引」だと逆日歩という損失が発生するリスクがあるので、私は「一般信用取引」でしか取引しないことに決めていました。

そもそも株価変動のような予測不能なギャンブル性を排除するのがクロス取引のメリットなので、銘柄数こそ限られてしまいますが、「一般信用取引」を選択するようにしていたのです。

しかし一般信用取引だと、証券会社ごとに在庫が限られてしまい、今回のように「在庫不足」で取引できないことがあります。

最近ではクロス取引も普及したので、こうしたケースが多く、取引の準備をしていたのに、徒労に終わることも少なくありませんでした。

複数の証券会社に口座を開いて、在庫不足だったら証券会社を変更してチャレンジすることで取引できる可能性もあるのですが、そこまでしてやるほどのメリットはありません。

なぜならクロス取引は手間がかかる割には儲からないからです。株主優待のほとんどは用意する資金に対して、利回りは0.5%~2%程度と低くなっています。

たとえば、ゼンショーホールディングス(7550)は500株を購入することによって、食事券6,000円分(500円分12枚)の優待を受けることができます。

しかし500株の購入には100万円程度の資金が必要なので、この資金に対する優待の利回りは、

6,000円÷1,000,000円=0.006(0.6%)

となります。

0.6%の利回りのために資金を証券口座に置いておくのはもったいないです。

実際には権利付き最終日の後に決済することですぐに資金は戻ってきますし、毎月同じ資金を使って、クロス取引を繰り返すことで、その資金に対する利回りはアップしていきます。

しかしこれは毎月安定してクロス取引によって優待を得られる場合で、現実としては私のように7月も9月も取引できないこともあるので、そうなると資金をただ寝かしているだけで、運用できていないことになります。

同じ100万円という資金で年初から購入したインデックスファンドはすでに10万円以上の含み益が出ており、よっぽどこちらに資金を回した方が儲かりました(あくまで結果論ですが)。

さようなら、クロス取引

まあ、リターンが少ないことは承知していました。

それでも株主優待は、忘れた頃に優待券や品物が送られてくる驚きのようなものがありましたし、投資信託のようにただ証券口座の残高が書き換えられていくのではなく、実際に優待券をお店などで利用する体験型の特典を楽しむことができる点が気に入っていました。

それでも今回のように取引できないことが続くと、そのメリットも得られないわけで、そろそろ潮時かと感じた次第です。

ということで、さようなら、クロス取引。またいつか会うその日まで。