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【転職】面接でウソをつくべきかどうか迷った時に

就職・転職活動においては、自分という「商品」をいかに高く売り込めるかが重要だ。

ここで多くの人が直面する課題がある。

それは就職・転職活動で「どこまでウソが許されるか」だ。

短所を美化するのは全然オーケー

ウソをついている認識がない人でも、多少は自分をよく見せていることはあるだろう。

短所を聞かれて、素直に「時間が守れないことです」とか「すぐに怒ってしまうことです」なんて答える人はなかなかいない。

おそらく「時間を忘れて集中してしまうことです」とか「仕事にのめり込むことで感情的になってしまうことがありました」と、表現に変えてしまうだろう。

しかしこのぐらいの美化は全く問題ない。むしろ面接で合格するためには必要といえるスキルだ。

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PCスキルの能力を誇張して伝えるのも問題ない

次に自分の能力をどこまで誇張して伝えて良いものか悩むところだ。

性格的にウソがどうしても苦手という人にはおススメしないが、合格するためには多少の方便も必要だ。

たとえばデスクワークなら当然ながらPCスキルが求められるが、面接で「ワードやエクセルはできますか」と聞かれたら、自信なくても「以前の職場で毎日のようにソフトを扱っていましたし、問題ないです」と答えなくてはいけない。

むしろ「パワーポイントやイラストレーターなども使えます」と、付け加えるぐらいでいい。

本当に業務に必要なら、入社まで猛勉強して習得すればいいのだから。

私の大学の先輩は、就職活動時にほとんどエクセルを使ったことがなかったのに1日だけ勉強して「もうできるようになった」と豪語して面接に臨んでいた。

しかし今では仕事で当たり前のようにマクロを使いこなしている。

またお笑い芸人のおぎやはぎの矢作は、企業の面接が得意だったと言うが、ある会社の海外事業部の面接で英語の能力を聞かれた際にろくに出来もしないのに、「僕から英語をとったら何も残りません」と堂々と答え、受かったことがあるという。

あまりに自分の能力から乖離したウソをつくと、入社後に苦労してしまうが、それでも自分の経験と能力を最大限に魅力的に伝えるぐらいのことをしないと第一志望の企業には受からないのが現実だ。

一線を越えた経歴詐称はタブー

ただし、危険なのはエントリーシートで学歴を偽ったり、取得していない資格を記載するなどの経歴詐称だ。

入社後に重大な経歴詐称がバレてしまうと懲戒解雇されてしまう危険性もある

会社によっては仕事において資格取得の証拠を求めてくる場合もあるので、言い逃れできない決定的なウソはついてはいけない。

経歴詐称がいけないのは当たり前の話ではあるけれど、この一線を超えてしまう人は意外なほど多い。

週刊文春の報道により学歴詐称が発覚した経営コンサルタントのショーンKが、ハーバード・ビジネス・スクールのMBAを取得したとウソをついていたは有名だ。

また元政治家の古賀潤一郎は米国カリフォルニア州にあるペパーダイン大学を卒業したと公表していたが、大学側が卒業(学位授与)を否定。

衆議院議員だった2004年1月、本人も学歴の誤りを認め、同9月に議員辞職した。

海外でも米ヤフーの元CEOが学歴詐称問題で解任されるなど、経歴詐称問題が露見するのは珍しいことではない。

バレる可能性の高い政治家や有名人でも経歴詐称をしているのだから、世間一般の就職・転職活動では山ほどあるだろう。

だからといって、あなたが本当はTOEICの点数が500点しか取ったことがないのに、「TOEIC 800点」と記載するのはやめておいた方が良い。

たとえバレなくても、いったんこれを始めてしまうと、自分の中でもエスカレートしてしまい、エントリーシートがウソばかりの情報になってしまうだろう

そうするとどこかでウソがばれるし、その時に自分に跳ね返ってくる。

面接だけでも20社以上受けた

私は就職活動を1回、転職活動を2回経験し、出版業界のみだが、計3社を渡り歩いてきた。

自分で言うのもなんだが、着実にキャリアアップを重ねてきた。

年収は250万円から1100万円までアップすることに成功した。

しかしその過程では、入社試験を受けたけれど、落とされた経験を何度も繰り返した。

これまでエントリーシートなんか何社に送ったか忘れるほどたくさん出したし、面接だけでも20社を超えている。

そうした経験を積み重ねていく過程で、どうやったら入社試験というものに受かりやすいのか、なんとなくだがパターンが見えてきた。

「本当の自分」を企業は求めていない

私の経験では、就職活動のエントリーシートや面接で「本当の自分」なんか出す必要はない。いや出してはいけない。

稀に何も準備しないで大手企業から何社も内定を勝ち取ってしまう人がいる。

それは全体の1%ぐらいかもしれないが、超優秀で、育ちが良く、性格も外見も良く、なおかつ努力を努力と思わないで頑張ろうとしなくても頑張れるような人だ。

ただこういう人を相手にしてもしょうがない。

私を含めてほとんどの人は、能力も経験もほとんど横並び。どんぐりの背くらべ状態なので、何とか工夫して、合格の切符を勝ち取らなければならないのだ。

そのためには、自分だけが正直者でいてはならない。

その企業にどのような人物が求められているかを研究し、その人物像に自分を寄せていく努力が必要だ。

歴史のある大手大企業ならば、応募者には洗練された品が求められる。

ベンチャー企業であれば、誰よりもアイデアが豊富でチャレンジ精神が求められる。

「自分こそ、あなたの会社が求める人物です」という説明を1時間かけてプレゼンするのが、面接試験だと思おう。