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叱られてショックを受ける必要はそもそもないという話

期待しすぎるから失望する

どんな優秀な人物でも叱られることはあるだろうし、むしろ組織では叱られた後にどのように行動していくかで、その後の評価が決まってくる。

叱られた時のショックが消せない
https://anond.hatelabo.jp/20170620235535

上記エントリーでは、場の空気を読めない時があるものの、他人の評価に対してはとても敏感な一面があって、そのギャップに苦しんでいる。

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私も会社員なので役員や上司、はたまた縦割り組織の壁を越えて他部署の部長からも叱られてしまうことがある。もちろんショックとストレスがタッグとなって前後から襲ってくるが、そのような時に思い出すようにしているのが、サッカーの元日本代表監督・イビチャ・オシム氏の「期待しすぎるから失望するのだ。実力以上に期待してはいけない」という言葉だ。

期待値をコントロールする

オシム氏は国際大会で敗退した際に結果を求めるマスメディアに対して、しばしばこのような言葉を投げかけていた。
この言葉は自分自身に対してもそのまま当てはまる。自分自身の理想形というものはあっても良いが、過度な期待は禁物だ。

場の空気を読めず、失言を繰り返してしまう自分を受け止めて認めてやればいい。もちろん失敗やミスをしないように工夫を重ねていくことは重要だが、一方に過度に落ち込む必要もない。夜はくよくよしないでぐっすり眠った方が良いに決まっている。

昨日の下記エントリーでも記載したが、私は期待値のコントロールを意識し始めたころから楽になった。自分自身には期待をせずにちょっとだけ努力を課すようにしている。

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また上司や後輩に対しても期待しないようにしているので、上司からの見当違いの指示や、後輩のケアレスミスに対しても冷静に受け止められるようになった。

パワハラ研修で教わったこと

少し話は変わるが、先日社内で行われたパワーハラスメント研修の内容が衝撃的だった。公益財団法人から客員講師を招いた研修だったが、その講師から以下の質問を受けたのだ。

【講師】
後輩のAさんに対して仕事上の大事な話をしていたら、あくびをされた。あなたはどう思いますか? 下記から選んでください。

A.失礼な人だな
B.私の話しがつまらないのかな
C.睡眠不足なのかもしれないな

 

私は思うままに「A.」を選択したのだが、講師によると「A.」は自分の思考が怒りに支配されている状態で危険とのことだった。

また「B.」も不安に支配されており、活き活きとした職場を形成するには自分の思考を変えていく必要があると。
つまりあるべき正解としては「C.」だった。
皆が「C.」のように相手に配慮できれば、良い職場になっていくという論理のようだ。

いかに自分や周囲に期待しないようにしているとはいえ、先輩から大事な話を受けている時にあくびをする側には非はなくて、むしろ「睡眠不足なのかもしれないな。かわいそうに。今日は私が彼の仕事を引き受けて残業するようにして、早く帰らせてあげよう」ぐらいに考えなければならないとしたら、さすがにおかしいと思う(という思考の私が間違っているのだろうか)。

ただしこのような考え方が企業に浸透すれば叱られてショックを受けるケースは減っていくに間違いない。

毎年パワハラ、セクハラ研修を受けているが、近年その内容がどんどんエスカレートしており、上記のように驚かされることが多い。私もまだまだ相手に勝手な期待を抱いていることを思い知らされた研修だった。